放置されていたヘルプ機能が鍵!『ポケモンFRLG』で発見された新RTA技の正体

RPG

最近Nintedo Switchで配信が始まった『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』について、新しく見つかったグリッチが話題になっていたので記事にしました。

23年目の新発見がRTA界を震撼させる

2004年の発売から実に23年が経過した現在、ゲームボーイアドバンス用ソフト『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』にて驚くべき新テクニックが発見されました。この技はポケモンを捕獲した際のファンファーレをスキップできるものであり、RTAにおけるタイムの大幅な短縮を可能にします。それゆえに、国内外のスピードラン・コミュニティではこの話題で持ち切りとなっています。

本作は名作『ポケットモンスター 赤・緑』のリメイク作品として、今なお多くのファンに愛され続けています。しかし、まさか発売からこれほどの年月が経った後に、誰もが予想しなかった単純な操作から新たな短縮技が見つかるとは誰も想像していませんでした。この発見は、レトロゲームの解析やRTAの研究が今もなお進化し続けていることを象徴しています。

新テクニック“Clemi Skip”のメカニズム

この新しいテクニックは発見者の名を取って“Clemi Skip”と命名されました。その具体的な方法は、ポケモンの捕獲に成功した瞬間にLボタンを押してヘルプ画面を開き、すぐに閉じるという非常にシンプルなものです。通常、ポケモンを捕まえた際には専用のジングルが流れ、その間は数秒間の操作不能時間が生じてしまいます。しかし、この操作を行うことでジングルの演出を強制的に中断し、即座にバトル画面へと復帰できるようになります。

一方で、なぜこれほど単純な技が20年以上も見つからなかったのかという疑問が生じます。その大きな理由として、多くのプレイヤーが設定でLボタンのヘルプ機能をオフにしていたり、別のボタン割り当てに変更していたりしたことが挙げられます。そのため、ゲームに慣れた上級者ほど、このヘルプ機能に触れる機会が失われていたのです。結果として、初心者向けの救済機能がRTAの最先端テクニックとして蘇ることとなりました。

驚異の短縮タイムとRTAへの影響

本作の走者のひとりであるGunnermaniac氏の検証によれば、この技を完璧なタイミングで成功させた場合、1回の捕獲につき161フレームの短縮が可能になります。これを時間に換算すると約2.68秒という、RTAにおいては極めて大きなアドバンテージとなります。特に、全国図鑑を完成させるために最低でも60匹のポケモンを捕獲する必要がある“Elite 4 Round 2”というカテゴリでは、その恩恵は計り知れません。

具体的には、60匹の捕獲作業を合計すると、全体で約160秒もの時間を短縮できる計算になります。わずかコンマ数秒を競う世界記録争いにおいて、この2分以上の短縮はレギュレーションの構図を根底から覆すほどのインパクトを持っています。したがって、今後の『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』のRTAでは、この“Clemi Skip”の習得が必須条件となるでしょう。

speedrun.comにおける最新のプラットフォーム動向

さらに、この発見と時を同じくして、RTAの記録集積サイトであるspeedrun.comにも大きな動きがありました。これまではオリジナルのゲームボーイアドバンス版が主流でしたが、新たにNintendo Switch版およびNintendo Switch 2版が正式なプラットフォームとして登録されました。これにより、最新ハードで移植版をプレイする走者たちの記録も、公式にリーダーボードへ反映されるようになっています。

この対応により、最新ハードの利便性を活かしながら、新発見の“Clemi Skip”を駆使して記録を狙う走者が急増することが予想されます。実際に今回のテクニックも、Nintendo Switch版でのプレイ中に偶然発見されたことがきっかけでした。このように、新しいプラットフォームでの展開が古いゲームの隠された仕様を掘り起こすという、非常に興味深い事態が起きています。

まとめ:古典的名作に刻まれた新たな歴史

最後に、今回の発見は単なるバグの発見に留まらず、コミュニティの情熱が実を結んだ素晴らしい成果だと言えるでしょう。一見すると無意味に思える初期設定の機能が、数十年後に競技シーンを支える武器になるという展開は、まさにRTAの醍醐味です。これから挑戦する走者たちによって、さらなる最適化が進められることは間違いありません。

加えて、プラットフォームの拡大によって、今後さらに多くのプレイヤーが本作のRTAに参入することが期待されます。私たちは、23年前のゲームが今もなお進化し続け、新しいドラマを生み出す瞬間に立ち会っています。次はどのような発見が私たちを驚かせてくれるのか、ポケモンRTA界の未来から目が離せません。

引用元

 

まみ
まみ

RTAなら誤操作を気にしてそもそも触らないボタンよね!

これはRTAを極めれば極めるほど逆に気付けないと言えるわ

ミム
ミム

配信の視聴者の何気ない一言がタイムの改善に繋がることもあります

先入観を捨てて何にでも耳を傾けてみることも大事ですね

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